和田アキ子が二度と紅白歌合戦に戻れない深刻な理由とは? 北島三郎は戻れたのに…

2020年12月29日(火)7時0分 tocana



 演歌界の大御所・北島三郎が大晦日のNHK「紅白歌合戦」にスペシャルゲストとしてリモート出演することが決まった。歌唱こそないがコロナ禍で苦しむ日本を元気づけるべくメッセージを送る。2013年に50回出場という不滅の記録を残して勇退、18年に特別出演して以来となる。実は紅白勇退に少なからず不満を持っていたのだが、そこはグッとこらえて大人の対応を見せ、今もNHKとは良い関係を築いているからこそ、今回の出演も決まった。同じく紅白から外され不満タラタラの和田アキ子とは対照的な扱いとなっている。


 7年前に紅白勇退したサブちゃんだが、決してNHKに対して持っていた感情は感謝だけではなかった。


「本音を言えばまだ紅白に出たかった。しかし後進、具体的には北島音楽事務所の弟子たちに道を譲るということで、勇退を納得した。ところが娘婿の北山たけしは復活できず、弟子の大江裕も出場できず。どんどん演歌枠は削られ、北島も『話が違う!』と不満を溜め込んでいた」(レコード会社関係者)


 北島を筆頭に演歌界の大御所が次々と卒業や勇退となったのはNHKの方針。とはいえ、高齢層の視聴者が演歌を求めていることは事実で、中でも紅白の象徴的存在の北島の「まつり」を聞きたいという要望がNHKにも多く届いた。


「平成最後の紅白となった18年、頭を下げて北島に出てもらった。北島が出した、北山と大江のユニット『北島兄弟』と共演という条件も飲んだ」(前出関係者)


 NHKも勇退後の北島が不満を持っていることは知っていた。それでも再びオファーを出せた理由は、北島本人が公にNHK、紅白の悪口を言わなかったからだ。これとは正反対の態度を取ったのが和田。



「北島の勇退の2年後の15年を最後に選ばれなくなった。晩年は毎年のように事務所がゴリ押しし、16年も『40回の節目で卒業する』と掛け合ったが、NHKの態度は冷たく、39回出場で終わった。北島と違って和田は不満、不服を隠さず、テレビで紅白の悪口を言ったりした」(テレビ局関係者)


 NHKとしても和田の言動は看過できない。それでなくても何年にもわたって落選させようとしてきたのに、恩情で残してきたという思いがあるからだ。


「サブちゃんと違って、和田は二度と紅白に戻れないだろう。それも自業自得としか言いようがない」(前出関係者)


 北島ほどではないが、和田も紅白の歴史に名を刻んだ一人。しかしNHK内ではそれも無かったことにされそうだ。

tocana

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