2020年、TV業界が震撼した瞬間ベスト3! コロナ以上の衝撃ニュースとは?

2020年12月30日(水)7時0分 tocana

画像は、GettyImagesより引用

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 とにかくどこを向いてもコロナの話題しかなかった2020年。テレビやラジオ、演劇や映画などのエンタメ産業も大きな影響を受けた。


 そんな1年がとりあえず節目を迎える今だからこそ、芸能関係者に2020年を振り返ってもらい、特に大きな衝撃が走った出来事を教えてもらった。


 まずは第3位から。


「やはりコロナによる緊急事態宣言でしょうね。正直この宣言が出るまではどのような影響があるのかわかっていなかったんですが、宣言が出た途端にすべての収録スケジュールが白紙になり、放送も再放送や総集編で乗り切ることになり、局内は各所への連絡や権利関係の確認などで大パニックになりました」(テレビドラマプロデューサー)


 確かに相当な混乱があったことは放送からもわかった。


「特にドラマの放送時期が変わったり、放送途中で収録が止まるという状態はみんな初めての経験です。放送日未定のままに宣言をしないといけないなど前代未聞ばかりでドラマセクションや営業セクションはみんな泊まり込みでした。でも、いい経験ができたと思います。緊急時の問題点もわかりましたし、当たり前に番組を作らせてもらえる環境がいかにありがたい環境なのかを思い知りました」(同)


 大パニックにはなったものの、得たものも大きかったようだ。


 続いて第2位。


竹内結子さんが亡くなったことですね。それしか思いつきません」(テレビ局スタッフ)


 やはり、このニュースには業界内でも衝撃を受けた人が多かったようだ。さらに、


三浦春馬さんの件、今でも信じられません」(芸能事務所スタッフ)


 身近で接してきたスタッフだからこそ、余計につらいのかもしれない。この2人の逝去を最も衝撃を受けたと話す関係者は多数いた。


 そして第1位はあの件だ。


「コロナが憎いですが、志村けんさんの死ですね。自分もまだ現実のこととして受け止めることができていません」(バラエティ番組制作スタッフ)


「志村さんの死去を知られるニュース速報をたまたまリアルタイムに見たんですが、あのときの何とも言えない感覚は今も覚えてます。ただ、志村さんの件で多くの人がショックを受けてコロナを本気で怖がるようになったのも事実ですよね。だから、その功績も大きいと思っています」(テレビ番組放送作家)


 たしかにそれまでは他人事だったコロナに当事者意識を持つようになったキッカケにもなったはずだ。岡江久美子さんなどほかにもコロナの犠牲になった芸能人は数多い。その死を無駄にしないためにも、自分ができることをしていく覚悟が重要なのだろう。


 このような順位となったが、やはりエンターテインメント業界にとっても2020年はコロナ一色となったようだ。2021年はもっと違った内容になっていることを願うばかりだ。

tocana

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