ゲーム情報サイトのインサイド、失踪した記者の安否情報を求める記事が企画だったと謝罪し炎上
2016年6月1日（水）12時16分 BIGLOBEニュース編集部
ゲーム情報サイトのインサイド、失踪した記者の安否情報を求める記事が宣伝企画だったと謝罪し炎上/画像はインサイド スクリーンショット
ゲーム情報サイト・インサイドは、フリーライターの内川たまき氏と連絡が取れないとして、安否情報を求める記事を掲載した。その後、この記事がPlayStationVITA用ゲーム『Caligula -カリギュラ-』の企画記事であったとして謝罪文を掲載、ネットでは批判の声が寄せられている。
当初の記事では、「弊誌で記事を寄稿しているフリーライターの内川たまき氏との連絡が取れない状況が続いており、お知らせとして本稿を掲載しています。連絡可能な方がいらっしゃいましたら、担当編集者が探している旨をお伝え頂けますと幸いです」と安否情報を求めていた。また、内川氏とは4月中旬に届いた「『【特集】精神障害を歌うRPG『カリギュラ』の楽曲に迫る — 歌詞がざわめきへと変わり、心をえぐる』という原稿の送付メール以降連絡が取れていないとしていた。
この記事は、宣伝なのではという指摘や心配する声が寄せられ話題になったためか、「記事掲載についてのお詫び」という見出しに差し替えられた。差し替え後の記事では、「本稿は『Caligula -カリギュラ-』の企画記事として、弊誌が独自に作成したものであり、内川たまきというライターは実在しません。」と説明し、「お客様に誤解を与え、ご不快に思われる表現がありましたことをお詫び申し上げます。記事は取り下げさせていただきます。」と謝罪した。
安否情報を求める記事が宣伝企画だったことにネットでは、「人の安否をダシに宣伝」、「社内に異論唱える人は誰もいなかったんですか？もしそうなら企業として健全な状態とは言い難いのでは？」、「宣伝としてはこの上なく悪手ですし、作品の面白さに全く直結しないもの」といった批判が寄せられている。
【お詫び】先ほど公開いたしました「フリーライター内川たまき氏と連絡可能な方を探しています」は『Caligula -カリギュラ-』の企画記事として弊誌が独自に記事を作成したものです。一部の読者様に誤解を与え、ご不快に思われる表現がありましたことをお詫び申し上げます。
— インサイド (@INSIDEjp) 2016年5月31日
