能登半島などで雨が降り出す 地震被災地では少しの雨でも土砂災害に警戒を

2024年1月3日(水)10時35分 ウェザーニュース

2024/01/03 10:31 ウェザーニュース

今日1月3日(水)は、令和6年能登半島地震で大きな被害が出ている北陸で雨が降り出してきました。
これから今夜にかけて雨は段々と強くなってきます。強い揺れで地盤が緩んでいる可能性があるため土砂災害の発生に警戒が必要です。

夕方以降は雨が強まるおそれ

北陸は西から近づく低気圧の影響を受け、朝から能登半島などで雨が降り出しています。明け方から10時までに羽咋市で4.0mmの雨が降っており、珠洲市や志賀町などでも0.5mm以上の降水を観測しています。
能登半島では今日一日を通して断続的に雨が降るとみられ、午後は段々と本降りになり、夕方からは雷を伴った強い雨のおそれがあります。雨雲は新潟県や富山県などにも広がり、夕方以降は一時的に強まる可能性があります。
今回の雨量は多い所で50mm前後に達する予想ですが、通常は災害が起きるような雨ではありません。しかし、地震の揺れによって地盤が不安定になっているため、これくらいの雨で土砂災害が発生するおそれがあります。
気象庁は、1日(月)に発生した地震で強い揺れに見舞われた石川県、新潟県、富山県、福井県の市町村に関して、大雨警報や土砂災害警戒情報の発表基準を引き下げました。
避難や地震に伴う作業を行う際、雨が降りだしたら急な斜面など危険な所に近づかないようにしてください。また、雨が降ると寒く感じられるため、しっかりとした防寒も欠かせません。

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