西日本は明日から極寒 福岡では2016年大寒波以来の低い最高気温に

2021年1月6日(水)18時0分 ウェザーニュース

2021/01/06 17:36 ウェザーニュース

爆弾低気圧が東に移動する明日7日(木)の午後以降、「年越し寒波」よりも強い寒気が西日本を中心に流れ込んできます。この寒気は各地に雪を降らせる上に、厳しい寒さをもたらす見込みです。
明日夜の寒気の予想では、上空1500mで−12℃のラインが九州南部から四国、紀伊半島の沖まで南下、中国地方には−15℃のラインがかかる予想です。西日本の各地では明日の午後から気温が下がり、8日(金)にかけてが寒さの底となります。

8日(金)の福岡は最高気温が2℃に届かず

7日(木)〜8日(金)の気温変化

明日7日(木)から8日(金)にかけての気温の変化を見ると、寒気が早くから流れ込む福岡は7日(木)昼間にかけて気温がどんどん下がり、夕方には0℃近くになる予想です。大阪も夕方以降は大幅に気温が下がります。南西の風が吹き込んで気温が上がる東京も、夜には寒気の影響が出てきそうです。
8日(金)の福岡は気温がほぼ横ばいで、昼間でも2℃に届かない予想。最高気温が2℃未満となれば、2016年1月24日の大寒波以来、5年ぶりのことです。大阪も5℃未満の予想となっています。
これだけ気温の低い状況が続くと、室内の暖房効率が低下し、なかなか暖まりません。新型コロナウイルスの流行拡大もあり、ある程度は寒気を行う必要もあります。室内で過ごす場合もしっかりと着込んでおくなど、体調管理に注意をしてください。

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