東海地方 今後の雪の見通し 名古屋も積雪か

2022年1月13日(木)17時21分 tenki.jp

今夜からあす朝をピークに雪の降り方の強まる所があるでしょう。
あすにかけて、積雪や路面凍結による交通障害に警戒してください。
電線・樹木への着雪に注意してください。
また、積雪の多い地域ではなだれや屋根等からの落雪、農業用ハウス・車庫などの簡易的な建物や老朽化した建物の倒壊に注意してください。

雪雲の状況

日本付近には寒気の吹き出しに伴う筋状の雲が見られます。
日本海には発達した雪雲の帯が形成されており(画像中の赤色の破線部)、
午後3時の時点では、日本海北西部から島根県の竹島付近、隠岐付近を通り若狭湾付近に延びています。
その近傍に当たる岐阜県西濃・中濃の山沿いや飛騨北部では雪が強く降っている所があります。
13日午後4時までの12時間に降った雪の量は、白川村で29cm、飛騨市河合で23cm、郡上市長滝で22cmなどとなっています。

寒気の見通し

大雪判断の指標となる、上空5500m付近の寒気は、こんや9時が底となるでしょう。
石川県輪島の上空5,500mでは-40度以下の第一級の非常に強い寒気でしょう。
なお、あす朝以降、東海地方の上空から抜ける見通しです。

東海地方の予想降雪量

あす夕方までの24時間で予想される雪の量は、いずれも多い所で
岐阜県山間部 60cm
岐阜県平野部 30cm
三重県 20cm
愛知県山間部 15cm
静岡県山地 8cm
静岡県山地 2cm
の予想です。
これらの雪が今夜からあす朝までの約12時間のうちに集中して降るおそれがあります。
名古屋など都市部でも積雪する可能性があります。
あす朝は、交通機関に影響が出る恐れもありますので、時間に余裕を持ち、最新の情報を確認するようにしましょう。
また、ノーマルタイヤの方は積雪時や路面凍結時には絶対に車に乗らないようにしてください。(凍結・積雪路面で防滑措置を取らないことは交通違反となります)
なお、雪はあす夕方にかけて、三重県北中部や岐阜県山間部を中心に降り続く所があるでしょう。

18日ごろ再び大雪か?

18日ごろは再び上空に強い寒気が流れ込むでしょう。
岐阜県や三重県を中心に大雪の恐れがあります。
今後の情報に注意してください。

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