2週間天気 今季最強寒波が長期滞在 南岸低気圧の動向も注意 大雪や低温への備えを

2023年1月18日(水)11時36分 tenki.jp

この先2週間の天気と気温の予想です。今週末から寒気が度々流れ込むでしょう。寒気のピークとなるのが24日(火)頃で、今季一番の強さとなりそうです。また、23日(月)頃は南岸低気圧の影響で、関東など太平洋側でも雪の可能性があります。

今季最強寒波が流入

今週末から強い寒気が強弱を繰り返しながら流れ込み、長く居座るでしょう。寒気のピークとなるのは2回で、まず21日(土)です。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下(平地に雪を降らせる寒気)が東日本付近まで流れ込むでしょう。北海道や東北の日本海側を中心に雪や風が強まり、冬の嵐に。猛吹雪となる恐れもあります。北陸も所々で雪が降りそうです。
次が24日(火)で、さらに強い寒気が流れ込む見込みです。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下(平地に雪を降らせる寒気)が日本列島をすっぽり覆い、さらに強いマイナス12℃以下の寒気が西日本に流れ込むでしょう。大雪をもたらした昨年12月18日〜19日頃の寒気やクリスマス寒波よりも強く、今季一番の強い寒気となる予想です。
北海道と本州の日本海側は広く雪が降り、大雪となる恐れがあります。大雪や猛吹雪、吹き溜まりによる交通障害に警戒が必要です。太平洋側でも東北や東海、近畿、四国など所々に雪雲が流れ込み、積雪となる所があるでしょう。低温となるため、凍結による水道管の破裂にも注意が必要です。

南岸低気圧の動向にも注意

寒気が居座る中、23日(月)頃には本州の南岸沿いを低気圧が進むでしょう。
時に関東など雪の少ない地域にも大雪をもたらす南岸低気圧。23日(月)は関東の平野部でも広く冷たい雨や雪が降り、積雪となる恐れもあります。普段、雪にあまり慣れない地域で積雪となると、交通機関が大きく乱れる可能性があり、注意が必要です。
まだ予想に幅があるような状況で、低気圧の位置や発達具合、寒気の強さによって雪のエリアが変わる可能性がありますので、最新の情報を確認してください。

1月末にかけて強烈寒波が居座る可能性も

寒気の予想に幅があるような状況ですが、1月末にかけて強い寒気が居座る可能性があります。日本海側は断続的に雪が強まり、積雪がさらに増える恐れがあります。また、28日(土)頃は本州の南岸沿いを低気圧が進み、太平洋側でも雪が降る可能性もあります。最新の気象情報に注意が必要です。
広く厳しい寒さも続く予想で、体調管理にもご注意ください。

風雪・大雪・低温への備えは?

(1)停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)に備えて、事前に、水道菅の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
(3)商品が品薄となる可能性もありますので、事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。

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