週半ばは日本海側で大雪警戒 真冬の極寒が戻る

2024年1月21日(日)17時50分 ウェザーニュース

2024/01/21 17:50 ウェザーニュース

週半ばは冬型の気圧配置が強まり、日本海側で大雪のおそれがあります。名古屋を含む濃尾平野など太平洋側でも積雪に警戒が必要です。また、非常に強い寒気の流れ込みに伴って厳しい寒さがぶり返します。

日本海側は大雪警戒 濃尾平野でも積雪の可能性

上空の寒気

上空の気圧の谷の接近に伴って22日(月)から23日(火)にかけて北海道西の日本海上と東北の東の海上にそれぞれ別の低気圧が発生します。低気圧は急速に発達して24日(水)には冬型の気圧配置に移行し、日本の上空には非常に強い寒気が南下する予想です。
平地で雪が降る目安の上空約1500mでー6℃の寒気が北海道から九州をスッポリと覆い、さらに強いー12℃の寒気が山陰や九州北部にかかります。日本海側では警報級の大雪になるおそれがあります。積雪の増加に伴う車の立ち往生など、交通障害の発生に注意が必要です。
また、北西から発達した雪雲が流れ込み、九州東シナ海側や近畿瀬戸内、名古屋市を含む濃尾平野でも雪が降る予想です。特に名古屋を含む濃尾平野では若狭湾からJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる発達した帯状の雪雲が流れ込み、路面に雪が積もる可能性があるとみています。
強い寒気のピークは24日(水)から25日(木)になる見込みです。

西から寒気到来 真冬の極寒が戻る

週間天気予報

非常に強い寒気の流れ込みに伴って厳しい寒さがぶり返します。今回の強い寒気は北西から南東方向に進むため、特に西日本の体感変化が大きくなります。受験生は体感の変化で体調を崩さないようにしてください。
また能登半島地震の被災地でも厳しい寒さとなります。23日(火)から24日(水)の輪島の最高気温は3℃の予想です。雪に加えて低体温症など寒さへの備えが欠かせません。

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