今年最初の満月「ウルフムーン」が夜空に昇る

2024年1月25日(木)19時20分 ウェザーニュース

2024/01/25 19:15 ウェザーニュース

今夜は満月です。日付が変わった26日(金)未明に満月の瞬間を迎えます。
1月の満月はアメリカの農事暦で「ウルフムーン」とも呼ばれるそうです。
今日も強い冬型の気圧配置が続き、関東や東海、四国、九州ほど晴れて今年最初の満月が見られています。夜は冷え込むため、しっかりと防寒をして満月観賞をお楽しみください。

ウェザーニュースでは、満月の様子をYouTubeにてライブ配信しています。こちらからも、満月観賞をお楽しみください。

北海道や東北日本海側から山陰ほど雪に

1月25日19時の天気

今日25日(木)も強い冬型の気圧配置が続き、北海道や日本海側の広い範囲で断続的に雪が降っています。近畿では、強い北西の風によって大阪などにも雲が流れ込み、所々で雪や雨の降る天気となっています。
一方、関東など東日本の太平洋側や四国、九州では晴れているところが多く、今夜は今年最初の満月を楽しめそうです。
夜は冷え込むため、外に出る際は防寒を万全にしてください。

1月の満月、英語で”Wolf Moon"

農事暦における満月の呼び方

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは1月の満月を「ウルフムーン(Wolf Moon/狼月)」と呼ぶようです。真冬の食糧不足を嘆く飢えた狼の遠吠えにちなんで名付けられています

満月とは

太陽、月、地球の位置関係

満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。
地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
出典・参考
The Old Farmers' Almanac,国立天文台「ほしぞら情報」,国立天文台「暦計算室」

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