気温高めの道内 31日にかけては次第に平年並みに戻る 1日頃からは平年より低めに

2024年1月29日(月)16時26分 tenki.jp

道内は昨日(28日)までに引き続き、今日(29日)も気温が平年よりかなり高くなった所が多くなりました。明日(30日)以降は次第に平年並みに戻るでしょう。1日(木)には最高気温が平年並みか低くなる見込みです。解けた雪が固まってしまうため、早めに除雪したほうがよさそうです。なお、1日は荒れた天気となる恐れがあります。最新の気象情報に注意して下さい。

今日も広く3月並みの陽気

今日の北海道付近は、上空1500メートル付近に3月上旬から中旬並みの、この時季としてはかなり暖かい空気が流れ込みました。
午後3時までの最高気温は、全道的に平年より4℃くらい高く、広く3月並みの陽気となりました。道内で最も気温が高くなったのは渡島地方の函館空港と胆振地方の白老で共に6.0℃でした。主な都市では、函館5.4℃、室蘭4.7℃、帯広3.5℃、札幌3.1℃、釧路2.3℃、稚内1.1℃、網走0.5℃、旭川マイナス0.5℃などでした。
この暖かさにより、これまでに積もった雪が解けてかなり路面状況が悪化している所が多くなっています。引き続き泥ハネや車のスタックなどには十分注意して下さい。

明日には最高気温が平年並みに戻る所も

明日朝の最低気温は平年よりかなり高く、3月並みの所が多くなりますが、最高気温は道北や道央などではほぼ平年並みに戻る見込みです。
その後、31日(水)の最低気温は全道的に平年並みとなり、朝の寒さが戻ってくるでしょう。日中の最高気温も道内の広い範囲で平年並みに戻り、最高気温が0℃未満の真冬日の所が多くなりそうです。解けて柔らかくなっている雪が再び凍結し、除雪の進んでいない地域ではガタガタの路面となることもありそうです。雪山なども崩しにくくなる可能性があるため、必要のある方は早めに除雪をするとよさそうです。
なお、屋根の雪は日中の暖かさや日差しによりかなり緩くなっている恐れがあります。例年同様、今年も事故が多発しています。必要性の低い屋根の雪下ろしは控え、どうしても雪下ろしをしなければならない場合は必ず2人以上で、命綱(安全帯)などを装着し、安全を確保して行って下さい。

1日頃は荒れた天気の恐れ 日中の寒さも強まる

1日頃の北海道付近は、千島近海で低気圧が発達し、一時的に強い冬型の気圧配置となるでしょう。上空には寒気が流れ込む見込みです。
1日頃の道内は雪や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。気象庁は道内の広い範囲に警報級の可能性「中」を発表しており、低気圧の発達の程度等によっては猛吹雪となる危険性があります。
また、寒気の影響で日中の寒さが強まってくるでしょう。最新の気象情報や、体調管理に注意して下さい。

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