5日(月)の関東は大雪のおそれ 降雪確率高く東京23区も積雪か

2024年2月3日(土)10時40分 ウェザーニュース

2024/02/03 10:40 ウェザーニュース

南岸低気圧が通過する5日(月)の午後から6日(火)の朝にかけて、関東の広い範囲で雪の降る可能性が高くなっています。内陸部を中心に大雪となって、東京23区でも積雪が予想されますので、早めの対策が必要です。

東京都心周辺でも積雪レベルの雪に

複数のシミュレーション結果を統計的に補正して合成したウェザーニュース独自の降雪確率予測によると、5日(月)に5cm以上の降雪となる確率は東京23区西部よりも西のエリアで青色で示された50%以上の高い確率です。
気温にはよるものの、概ね降雪量の半分ほどが積雪となりますので、5cm以上の降雪があれば最低でも数cm以上の積雪があると考えられます。
東京都心から千葉県北西部にかけても水色で示された25〜50%の範囲になっていて、関東の広範囲で雪になる見通しです。

内陸部は20cm超の積雪のおそれ

ウェザーニュースの独自予報による積雪の増加量は、東京23区や埼玉県南部を含む広い範囲で5cm以上を予想していて、道路に積もるような所が多くなるとみられます。東京都心で1cm以上の積雪を観測すれば2022年2月10〜11日の2cm以来、約2年ぶりです。
東京23区西部や埼玉県、神奈川県では10cm以上の所があり、関東西部や甲信地方の山沿いでは20cmを上回る見通しです。また、福島県から宮城県南部も平野で積雪が予想されるため油断ができません。
現時点で雪や雨が降り出すのは5日(月)の昼頃と見ており、朝の通勤や通学への影響はない見通しです。一方で、夕方の帰宅時間帯はエリアによって積雪の可能性があり、遅い時間ほど積もるリスクは高まります。6日(火)未明から早朝まで雪が降りやすく、路面の積雪や凍結への注意が必要です。
南岸低気圧の雪は降水の強さや気温が少し違うだけで、降り方に大きな差が出ます。さらに積雪が多くなる可能性もありますので、最新の情報を確認した上で、場合によっては車での移動を避けたり、リモートワークに切り替えるなどの対応をご検討ください。

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