八潮の道路陥没の運転手、事故直後は運転席後部の小窓通じ会話…負傷の消防隊員は現在も入院中

2025年2月15日(土)14時28分 読売新聞

穴の側面には矢板が打ち込まれていた(14日午後、八潮市で)

 埼玉県八潮市の県道陥没事故で、発生直後の救出活動で負傷した草加八潮消防局の男性隊員2人のうち、1人は中等症以上のけがを負っていたことがわかった。この隊員は14日時点でも入院しているという。

 草加八潮消防組合を構成する草加市などによると、事故があった1月28日、穴の中に入った隊員2人が、崩落してきた土砂で負傷し、救急搬送された。頸椎けいついなどを痛めた軽傷とみられていたが、うち1人は再検査を受けて入院が必要と診断されたという。

 組合の管理者を務める草加市の山川百合子市長は14日の記者会見で「厳しい状況の中、消防は最善を尽くしている」と、捜索活動への理解を求めた。会見では、トラック運転席後部の小窓を通じて男性運転手と隊員が会話を交わしたことなど、事故直後の様子が説明された。

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