みちのく記念病院、青森県と八戸市が臨時立ち入り検査…患者間殺人の隠蔽で法令違反を調査

2025年2月19日(水)18時55分 読売新聞

臨時検査を終え、みちのく記念病院を出る青森県職員ら(19日午後5時過ぎ、青森県八戸市で)

 みちのく記念病院(青森県八戸市)の患者間殺人隠蔽いんぺい事件を受け、青森県と八戸市は19日、医療法に基づく臨時の立ち入り検査を始めた。法令違反の有無を調べる。

 事件当時の院長だった石山隆容疑者(61)と、弟で被害者の主治医だった石山哲容疑者(60)は、うその死因が書かれた死亡診断書を殺人事件の遺族に交付するなどしたとして、犯人隠避容疑で逮捕された。

 県警は、医師免許を持つ男性患者(当時89歳、昨年死亡)の署名が入った死亡診断書を多数押収。この男性患者は認知症の疑いで入院しており、死亡診断が適切だったかも問題となっている。

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