東海 週間天気 寒暖差大 この土日は厳しい寒さが戻り 岐阜県山間部は積雪が増加

2024年3月1日(金)17時14分 tenki.jp

東海地方は、この土日は寒さが戻り、特に、明日2日は昼間も凍える寒さとなるでしょう。岐阜県山間部は雪が降ったりやんだりで、積雪が増えそうです。日々の気温変化が大きいため、体調を崩さないよう気をつけてください。広い範囲で天気が崩れるのは、5日(火)から6日(水)頃となりそうです。

天気回復するも風が強かった

雨や雪を降らせた低気圧は東海地方から遠ざかり、日本付近は冬型の気圧配置に変わってきています。また、上空にはこの時期としては強い寒気が、東海地方の上空にも徐々に流れ込んできています。今日1日の東海地方は広く日差しが戻りましたが、風が強い一日でした。
最大瞬間風速(今日1日15時40分現在)
1位 御前崎市 西の風 21.3m/s
2位 南知多町 北西の風 21.1 m/s
3位 浜松市天竜区 北の風 20.2 m/s
4位 蒲郡市 西南西の風 20.0 m/s
5位 南伊豆町(石廊崎) 西北西の風 19.6m/s
また、名古屋地方気象台のある名古屋市(千種区)でも、17.8m/sの強い風を瞬間的に観測しました。洗濯物や屋外のものが飛ばされないよう、この後も気をつけてください。

土日の天気は?

【2日(土)】
明日2日(土)も冬型の気圧配置が続くため、強風に注意が必要です。また、この時期としては強い寒気が流れ込み、特に、上空1500m付近の気温は、氷点下10℃前後の非常に強い寒気が東海地方を覆う見込みです。
太平洋側の地域にも時々雪雲や雨雲が流れ込んでくるため、晴れたり曇ったり変わりやすい天気となりそうです。名古屋市内など平野部でも雪がちらつく可能性はありますが、積雪の可能性は小さいでしょう。
岐阜県山間部では雪が降ったり止んだりで、積雪となる所がある見込みです。大雪の心配はありませんが、今夜から明日2日の朝頃にかけて、発達した雪雲がかかる時間があるでしょう。
一時的ではありますが、3月とは思えない非常に厳しい寒さとなり、体に堪えそうです。暖かくしてお過ごしください。
【3日(日)】
3日(日)は冬型が緩みますが、日本海の気圧の谷の影響を受けそうです。強い風はおさまりますが、晴れたり曇ったり変わりやすい天気は続く見込みです。岐阜県山間部は、引き続き雪が降りやすく、気圧の谷が通過する午後は、雪の降り方が強まる所があるでしょう。

4日(月)15時までの72時間予想積算降雪量

上空5500m付近の気温がそれほど低くないため、岐阜県山間部は大雪の心配はありませんが、土日ともに雪が降ったり止んだりと、雪の降る時間は長いでしょう。今朝までの湿った雪と違い、乾いた雪となりそうです。上の図は4日午後3時までの72時間降雪量予想です。岐阜県山間部の多い所では30〜40cm前後が予想されますが、そのほとんどが土日のうちに降るでしょう。
※72時間予想積算降雪量は、「降る雪の量」を表しています。「積もる雪の量」は、これよりも少なくなります。

3月中旬にかけてスギ花粉のピーク

2月下旬から、静岡県や岐阜県、三重県の多くの地域で、スギ花粉の飛散量が「非常に多い」日が続いています。スギ花粉の飛散数は、1平方センチメートルあたり花粉50個で「非常に多い」とされています。
東海地方平野部ではすでに大量飛散しており、3月中旬にかけてスギ花粉のピークが続くでしょう。週明けは短い周期で天気が変わり、晴れる日は花粉の飛散量が非常に多くなる見込みです。万全な対策でお過ごしください。

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