西日本の上空に黄砂が飛来 九州北部では空が霞み視程が低下

2024年3月29日(金)13時0分 ウェザーニュース

2024/03/29 12:57 ウェザーニュース

今日29日(金)は西日本の上空に黄砂が飛来しています。九州北部では空が霞んで少し見通しが悪くなってきました。明日30日(土)にかけては東日本、北日本にも広がる見込みです。

視程が10km未満になっている所も

朝から青空が広がっている九州は遠くの山などが少し霞んでいます。
気象台などに設置されている視程型による観測では、長崎県対馬市・厳原で7kmほどまで視程(水平方向に見通せる距離)が低下し、福岡市でも一時的に10km未満となりました。黄砂は薄くなりながら、日本列島の上空に広がってきている状況です。

明日にかけて東日本、北日本にも拡大

ただ、朝鮮半島から大陸方面に広く黄砂が分布しているため、今後はさらに視程が悪化する見通しです。今夜以降は西日本だけでなく東日本から北日本にも黄砂が拡大し、視程が5km未満まで低下する可能性があります。
健康被害が拡大するほどのことはない見込みですが、気になる方は洗濯物や布団などを外に干すのを控え、外出時はマスクを準備しておくと安心です。
また、スギ花粉・ヒノキ花粉も多く飛散しているため、黄砂が飛来することで花粉症の方は症状が悪化するおそれがあります。体調の異常を感じたら外出は控えるようにしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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