花粉 日曜も対策を 九州~関東はヒノキ 東北はスギ中心に飛散 対策いつまで?
2023年4月2日(日)5時45分 tenki.jp
きょう2日(日)、九州から東北では花粉は「多い」または「やや多い」飛散となるでしょう。九州から関東ではヒノキ花粉、東北はスギ花粉を中心に飛散しそうです。お出かけの際は対策を。
2日(日)のお出かけは花粉対策を
きょう2日(日)、九州から東北では花粉は「多い」または「やや多い」飛散となるでしょう。
九州はヒノキ花粉が多く飛散する予想です。中国地方や四国から関東ではヒノキ花粉が中心ですが、スギ花粉もまだ飛散するでしょう。東北ではスギ花粉を中心に飛散しそうです。
お出かけの際は花粉対策をなさってください。
この先まだ大量飛散の日も
3日(月)からもまだ花粉は「非常に多い」飛散となる日が多いでしょう。マスクやメガネなどで万全な対策が必要です。
ただ、今週後半は西から天気が下り坂で、6日(木)は九州で、7日(金)は近畿や東海で、花粉の飛散量は抑えられそうです。花粉症の方は少しホッとできるでしょう。
花粉シーズンもそろそろ終盤?
九州〜東海では、スギ花粉のピークは過ぎました。ただ、ヒノキ花粉のピークが4月中旬にかけて続くでしょう。
北陸や関東、東北もスギ花粉のピークは越えましたが、今年は飛散量が多いため、ピークが過ぎても油断はできません。また、関東ではヒノキ花粉のピークが4月中旬にかけて続くでしょう。
ヒノキ花粉のピークが越えたあとも、関東などでは例年ゴールデンウィーク頃まで花粉が飛ぶことが多くなっています。
花粉症の方は、まだしばらく対策を続けておくと安心です。
外出時の花粉対策
花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
①メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
②マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。