今日の桜開花状況 4月5日(金)　京都や広島などで満開に　桜前線は東北を北上中

2024/04/05 17:18 ウェザーニュース

今日4月5日(金)は、17時までに新たな開花の発表はありませんでしたが、大分、甲府、下関、広島、松山、高松、京都、岡山の各気象台から満開発表がありました。ソメイヨシノの開花は計39地点となっています。

今日の開花発表状況

さくらの満開日（ソメイヨシノ）4月5日(金)
大分　気象台構内
　平年より1日遅く、昨年より2日遅い
甲府　気象台構内
　平年より3日遅く、昨年より12日遅い
下関　気象台構内
　平年より1日遅く、昨年より5日遅い
広島　縮景園
　平年より2日遅く、昨年より8日遅い
松山　道後公園
　平年より2日遅く、昨年より8日遅い
高松　栗林公園
　平年より1日遅く、昨年より7日遅い
京都　二条城
　平年より1日遅く、昨年より12日遅い
岡山　後楽園
　平年より1日遅く、昨年より9日遅い

2月下旬以降、昨年よりも気温が低く経過

開花（39）：
　仙台、福島
　水戸、宇都宮、前橋、熊谷、銚子、東京、横浜
　富山、福井、金沢、甲府、静岡、名古屋、岐阜、津
　彦根、京都、大阪、神戸、奈良、和歌山
　岡山、広島、松江、鳥取、下関
　高松、松山、徳島、高知
　福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島
満開（19）：
　東京、甲府、岐阜、津
　京都、和歌山、岡山、広島、松江、下関
　高松、松山、高知
　福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎
記録的な早さで開花した昨年に比べると、今年は西日本・東日本の各地で遅い開花となっています。
今年は2月中旬に記録的な暖かさとなった一方で、2月下旬〜3月上旬は平年よりも気温の低い日が多くなりました。3月中旬に入って一時的に気温の高い日があったものの、開花直前には再び気温が平年より低い日が続いたことで、西日本や東日本の多くの地点で開花が遅れたものとみられます。一方、北日本は平年より早く開花しています。

西日本や東日本は続々と満開へ

ウェザーニュースの桜開花予想では、今年の桜の開花は東日本や西日本で平年並みかやや遅い傾向となっています。北日本や北陸では平年より早い所が多くなるとみられます。
4月はじめの気温は高い傾向で、満開に近づくところも多くなる見込みです。お花見に行きたいと思っている方は、開花状況と天気予報をよくご確認頂き、タイミングを逃さないようにしましょう。
ウェザーニュースでは全国約1100地点の桜の開花状況を取材して、アプリやWebサイト“さくらCh.”に掲載しています。まだソメイヨシノの見頃を迎えているところはほとんどないものの、シダレザクラなどが開花しているところもあります。お近くの名所を探してみてください。