東海地方 強雨ピークは夕方から夜 帰宅時間に激しい雨や雷雨のおそれ 道路冠水注意

2023年4月7日(金)15時9分 tenki.jp

きょう7日(金)、東海地方は寒冷前線の通過に伴い、夜にかけて発達した雨雲がかかりそうです。帰宅時間は激しい雨や雷雨となる所も。車の運転は道路の冠水などにご注意を。

広く雨 やや強い雨の降っている所も

きょう7日(金)は、寒冷前線が西日本を通過中で、東海地方には暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
午後2時現在、東海地方の広い範囲に雨雲がかかっており、所々で雨脚が強まっています。愛知県新城市や愛知県の茶臼山、静岡県浜松市天竜区では1時間に10.5ミリと、やや強い雨を観測しました。

夕方から夜が雨のピーク 激しい雨や雷雨も

このあとは寒冷前線が東海地方を通過するでしょう。このため東海地方は夜にかけても広い範囲で雨が降り、あちらこちらに発達した雨雲がかかりそうです。
雨のピークは、三重県・岐阜県・愛知県では19時頃にかけて、静岡県では21時頃にかけてです。どしゃ降りとなったり、強い風で横なぐりの雨となったりする所があるでしょう。雷を伴って1時間に40ミリを超えるような激しい雨の降る所もありそうです。
雨雲が予想よりも発達し、停滞した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。こまめに雨雲レーダーをチェックするとよいでしょう。

激しい雨って、どんな雨?

激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。
これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになりますので、車の運転は道路の冠水に注意が必要です。
高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

土日は広く晴れるも 一部でにわか雨注意 朝はヒンヤリ

あす8日(土)から9日(日)にかけては天気が回復し、晴れる所が多いでしょう。ただ、上空にこの時期としては強い寒気が流れ込むため、岐阜県や静岡県を中心ににわか雨の所がありそうです。屋外でのレジャーは空模様の急な変化に注意が必要です。
最高気温は平地で18℃前後と過ごしやすいでしょう。ただ、最低気温は10℃を下回る所が多く、朝は少しヒンヤリしそうです。今週は比較的暖かい朝の日が多かったですが、土日の早朝のお出かけは少し厚めの上着があるとよいでしょう。
なお、岐阜県の飛騨北部では、あす8日(土)夜から9日(日)にかけて標高の高いエリアを中心に雪の降る所がありそうです。朝晩は冷え込みが強まるでしょう。峠道などの車の運転は、念のため路面状況の変化にお気をつけください。

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