青森県の宿が「家族の遺品を返して」と呼び掛け。「防犯カメラに全て映っています」「警察に通報して」
2025年4月10日(木)12時45分 All About
青森県十和田市の温泉民宿・南部屋の公式Xは4月9日、投稿を更新。「家族の遺品を返して下さい」と呼び掛け、さまざまな反響が寄せられています。(サムネイル画像出典:温泉民宿 南部屋公式Xより)
「防犯カメラに全て映っています」
同アカウントは「家族の遺品を返して下さい。4/9本日13:30頃来館し入浴せず館内見学後カウンター内に手のばし当館昔のパンフレットを持帰った方、それは亡き家族が私の起業祝いにデザインから作ってくれた初版パンフ300部の最後の1部で大切な家宝です。パンフ改訂資料に金庫から出してカウンター内に置いていました…」とポスト。大切なパンフレットを客が持ち帰ってしまったようです。続けて「本日、外出中(無人)の事でしたが防犯カメラに全て映っています。男女2人組。それは最新情報ではなく、現在パンフ配布していません。データ云々でなく紙質とか折り方、最終稿に決まるまでの過程等…の思い出も含め初心を忘れない様に大切にして来た御守り的な『1部』です。お願いです返して下さい」と、改めて呼び掛けました。
「お互い様で責める気持ちはありません」
さらに「ただ単にウチのパンフが欲しかっただけで悪意は無かったとは思いますが、カウンター内から勝手に持って行くのはルール違反です。でも大切な物をカウンター内に無防備に置いていた私の非もあり、お互い様で責める気持ちはありません。ただただ大切な昔のパンフレット1部を返して欲しいだけです」とつづり、投稿を締めくくっています。コメントでは、「書き方が悪手すぎて、、『勘違いするようなところに当館のパンフを出してしまっており、大切なものだから送料代引でいいので返却していただけると助かります。』なら気づいたら返してあげないとってなりそうなもんだけど 正直こんな書き方されたら捨てられるでしょって思っちゃう」「パンフが自由に取れるところに有ると、PRと誤認して持ち帰るのは仕方ないことではある気がします」「無人の民宿に入り込み、入浴もしないで館内見学してカウンター内の物を持っていくなんて、ただの泥棒じゃん。防犯カメラにも映っているなら警察に通報して事件にしましょう」「持っていった人を擁護してる人がいるけど カウンター【内】だぞ、上や外じゃないぞ?」「帰ってきたら御の字だが、別案も。『初代パンフが宿泊代に!? ご家族4人まで1泊2日豪華おもてなし』最後のパンフでお客さん呼べたら本懐じゃ無いですか。そんな気分に今はならないと思いますが」など、さまざまな声が寄せられました。
(文:多町野 望)