独身女性あこがれの「丸まげ」、結った27人が行列…1・2キロを1時間かけ歩く

2025年4月20日(日)22時9分 読売新聞

丸まげに着物姿で練り歩く女性たち(17日、富山県氷見市中央町で)

 着物に丸まげ姿の独身女性たちが富山県氷見市の市街地を練り歩く「まるまげ祭り」が17日行われ、27人の行列が春の港町に彩りを加えた。

 祭りは江戸時代、結婚にあこがれた芸妓げいぎが既婚女性の象徴である丸まげを結い、千手寺(幸町)に良縁の願掛けをしたことが由来とされる。昨年は能登半島地震の影響で巡行は行われず、2年ぶりの開催となった。

 この日は女性たちが3列に並び、1・2キロを約1時間かけてゆっくり歩いた。

 市観光協会によると、参加女性の平均年齢は26・7歳で県外や海外の人もいた。台湾・台北市の女性(33)は「化粧や和服はかわいいが、ちょっと緊張する」と笑顔だった。

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