5月前半は暑さ落ち着くものの、後半は気温上昇 (気象庁1か月予報)

2021年4月29日(木)15時54分 ウェザーニュース

2021/04/29 17:24 ウェザーニュース

今日29日(木)、気象庁は5月1日から31日までの1か月予報を発表しました。
5月上旬はこの時期としては強い寒気が流れ込み、気温は平年並か低いところが多くなる見込みです。ただ、5月後半になると平年よりも暑くなる所が多い予想となっています。
沖縄はこの先1か月の降水量が平年並か少ない予想で、雨の少ない梅雨となりそうです。

前半は暑さ小休止 後半は夏に向けて気温上昇

この先1か月の気温予想

4月は全国的に気温が高く、季節先取りの暑さとなった所も多くありました。
5月の平均気温は、東日本や西日本で平年並か平年より高く、北日本や奄美、沖縄で平年並となる予想です。
ゴールデンウィーク期間中の5月始めは、低気圧が急速に発達して冬型のような気圧配置となり、この時期としては強い寒気が流れ込みます。
関東や沖縄は平年並の気温となり、その他のエリアは平年並か平年よりも低くなる傾向です。
特に北海道はかなり低くなる可能性があり、ヒンヤリと感じることもありそうです。寒暖差が大きくなりますので、体調や農作物の管理にお気を付けください。
一方、5月後半になると、北日本から西日本にかけて平年よりも高くなる傾向にあります。夏に向けて暑くなりそうですので、暑さを感じるようになったら我慢せず窓を開けたり扇風機を回したりと、熱中症対策も忘れずに行うようにしましょう。

北日本や北陸は平年より晴れる日が少なめに

この先1か月の降水量予想

引き続き低気圧、前線と高気圧が交互に通過して、天気は周期的に変化します。
ただ、北日本や北陸は低気圧や湿った空気の影響を受けやすいため、平年に比べて晴れる日が少なく、降水量は平年並か平年より多くなる予想です。
関東甲信や東海、西日本は平年同様に晴れる日が多く、降水量は平年並の予想となっています。月の後半は上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になり、雷雨になるおそれもあるため、天気の急変に注意が必要です。
奄美や沖縄は5月9日頃に梅雨入りとなる見込みですが、湿った空気の影響を受けにくいため平年に比べて曇りや雨の日が少なく、梅雨期間全体の降水量は平年並か少なくなる予想です。強い雨の降る日はあるため、最新の情報に注意してください。

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