2日は近畿・東海・関東など太平洋側で雨脚強まる 3日~5日は晴れるも紫外線に注意
2025年4月30日(水)17時35分 tenki.jp
明日5月1日は福岡など九州で雨が降りだし、夜は激しい雨や雷雨に注意が必要です。2日は比較的短い時間ですが全国の広い範囲で雨が降り、太平洋側を中心に雨脚が強まりそうです。3日〜5日は晴れる所が多くなる見込みです。紫外線対策は万全にして楽しんでください。
明日5月1日は西から低気圧が接近 2日は広く雨で雨脚が強まる所も
明日5月1日(木)は、低気圧が近づく影響で、午後は九州で次第に雨の範囲が広がるでしょう。夜になると雨雲が発達し、激しい雨や雷雨になる可能性があります。夜遅くなると、中国、四国にも雨雲が広がる見込みです。
2日(金)の朝は近畿の太平洋側を中心に雨脚が強まる見込みです。通勤・通学の際は、時間に余裕をもってお出かけください。その後、お昼前後は東海、午後は関東や北日本で雨脚が強まる所がありそうです。ただ、長い時間は続かず、3日(土)の朝までには雨のやむところがほとんどでしょう。
晴れる日は強い紫外線に注意
5月は晴れる日は紫外線に要注意です。すでに、夏に匹敵するくらい強まってきています。
明日5月1日の日中は日差しの届く所が多いため、紫外線指数は広い範囲で「強い」予想となっています。
ゴールデンウィーク後半の3日から5日にかけても、関東から西を中心に晴れる所が多くなる見込みです。お出かけの際は、対策は万全にしてください。
紫外線が強いのはいつ?
紫外線は、季節や時刻、緯度によっても、量が大きく変わってきます。
①同じ気象条件なら、太陽が頭の上にくるほど、紫外線の量が強まります。日本では、1年のうちで、春から初秋にかけて紫外線が強まり、4月〜9月に1年のおよそ70〜80%の紫外線が降り注ぎます。最も紫外線が強いのは、6月から8月の夏の時期です。
②1日のうちで一番紫外線が強い時間は、正午頃をはさむ数時間です。夏の午前10時〜午後2時には、1日のおよそ70%の紫外線が降り注ぎます。
③また、緯度によっても、紫外線の強さは異なり、北から南へ行くほど(緯度が低くなるほど)紫外線は強くなります。年間の紫外線量は、沖縄と北海道では、2倍程度の違いがみられます。