神奈川県警「必要な措置は講じていた」「結果は重大だと認識」…女性のストーカー被害への対応説明

2025年5月3日(土)23時29分 読売新聞

白井秀征容疑者

 神奈川県警は3日、岡崎彩咲陽(あさひ)さん(20)が白井秀征(ひでゆき)容疑者(27)から受けたストーカー被害などへの対応を説明した。

 発表などによると、昨年6月13日、岡崎さんから「けんかして服を破られた」と川崎臨港署に通報があり、岡崎さんを祖母宅に避難させた。9月20日には、殴られて刃物を向けられたとして被害届を受理したが、岡崎さんが取り下げた。

 12月9〜20日には岡崎さんから「家の周りをうろつかれた」など9回の通報があった。同署は岡崎さんに、白井容疑者に連絡しないよう伝えた。ただ、白井容疑者への聴取はしなかった。

 岡崎さんの祖母から12月22日、「孫が20日から帰ってこない。窓ガラスが割られていて、元交際相手が連れ去るために割ったのかも」などと110番があった。同署は室内から割った可能性もあると説明した。

 岡崎さんが行方不明になった後、県警は白井容疑者に7回事情を聞き、自宅を2回、白井容疑者が関係する空き家を1回、任意で捜索した。

 県警の柳博泰・人身安全対策課長は「事件に巻き込まれた可能性も含め、必要な措置は講じていた」とする一方、「結果は重大だと認識している」と述べた。

ヨミドクター 中学受験サポート 読売新聞購読ボタン 読売新聞

「神奈川県警」をもっと詳しく

「神奈川県警」のニュース

「神奈川県警」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ