木目が美しいレトロな内装、国内最古の「モ161形車」臨時運行…阪堺電気軌道が5日まで
2025年5月4日(日)10時56分 読売新聞
臨時運行している「モ161形車」(堺市西区で)
大阪市南部と堺市を結ぶ路面電車を運行する阪堺電気軌道は3日、現役の車両では国内最古とされる「モ161形車」の臨時運行を始めた。5日まで。
モ161形車は1928年製。クーラーがなく、真夏などには運行できないため、大型連休に合わせて臨時運行を実施した。この日、木目が美しいレトロな内装の車両が浜寺駅前に到着すると、多くの鉄道ファンがカメラやスマートフォンで撮影したり、乗り込んだりして楽しんでいた。
午前9時頃から正午頃の間に、▽我孫子道〜浜寺駅前▽浜寺駅前〜天王寺駅前——などの区間を走る。当日の運行状況は「南海アプリ」で確認できる。