旧ソ連の探査機、日本を含む地球に落下の可能性…NASAが9~10日に予測

2025年5月8日(木)23時10分 読売新聞

 【ワシントン=中根圭一】米航空宇宙局(NASA)は8日、旧ソ連が1972年に打ち上げた金星探査機「コスモス482号」が9日から10日の間に地球に落下するとの予測を公表した。金星を覆う高温高圧の大気に耐える構造のため、地球の大気圏で燃え尽きずに一部が地上に到達する恐れがあるとしている。

 探査機は重さ約500キロ・グラムで、エンジンの故障で金星に到達できず、地球の周りを漂ってきた。落下が予測されている範囲は北緯52度から南緯52度と幅広いが、日本に落下する可能性もある。

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