北海道は急な雨や雹(ひょう)に注意 乳房雲の見られた所も

2022年5月15日(日)13時40分 ウェザーニュース

2022/05/15 13:32 ウェザーニュース

今日15日(日)の北海道は大気の状態が不安定で、局地的に雨雲が発達しています。乳房雲の見られた所もあり、急な雨や雹(ひょう)などに注意が必要です。

上空5500m付近で−27℃以下の強い寒気

朝から晴れていた所が多い北海道ですが、上空5500m付近に−27℃以下の寒気が流れ込んできた影響で大気の状態が不安定です。午後になり雨雲が発達し、雨の降り出している所があります。
北海道オホーツク海側の大空町では乳房雲が見られました。乳房雲は雲底から下向きに垂れ下がる、こぶ状の雲のことです。
雲の中で乱流を伴う下降気流が発生したときに、雲底以下にまだ上昇気流があると、雲底付近がこぶ状や乳房のような形となって現れます。発達した積乱雲の周辺に見られる場合は、雹や突風などの前兆となることがあります。
雨雲の発生しやすい状況は夕方にかけて続きますので、天気の急変に注意が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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