【わが子の学力アップ】わずか12点差で東大不合格…「国語だけ」で落ちた僕に父親がかけた“意外すぎる2つの言葉”

2025年5月22日(木)6時50分 ダイヤモンドオンライン

【わが子の学力アップ】わずか12点差で東大不合格…「国語だけ」で落ちた僕に父親がかけた“意外すぎる2つの言葉”

【高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格!】——しかも、首席合格とわずか3点差のほぼトップ合格! 『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)の著者は、中学3年生のときに「東大合格」を宣言。高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格を目指したけれど……全国模試は「偏差値45」。そこで、徹底的に「国語」鍛えるという“大逆転の勉強法”を編み出す。勉強の大半を「読書に費やす」という常識外れの戦略で、全科目の成績が軒並みアップ!すべての科目は結局、国語の力がモノをいうことがわかった。コスパとタイパを徹底し四コマ漫画や恋愛ゲームで楽しみながら学力を高める方法から勉強への合理的なモチベーションの高め方までを徹底指南。超★実践的な成績アップ法を初公開する。※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

Photo: Adobe Stock

不合格の理由は、翌日にわかった

 僕は最初の東大受験に失敗しましたが、ありがたいことに東大は合格発表の翌日、受験者に全科目の点数を教えてくれます。

 その結果をざっと検討した僕には、不合格の理由がすぐわかりました。原因は「国語」にあったのです。

足を引っ張ったのは「国語」

 120点満点中、45点しか取れておらず、とくに「現代文」が足を引っ張っていました。

 その年の合格ラインは354・5778点。僕の合計点は342・5778点でしたから、点差はわずか12点。国語さえ標準的な60点くらい取れていればトップでなくても、現役合格はできていました。

なぜ国語だけ点が取れなかったのか?

 そもそも、なぜ国語の点数が、こんなにも低かったのか?

 最大の理由は、勉強法をあれこれ工夫するなかでも、国語だけはどう勉強すべきかがよくわからないまま放置していたからです。

国語は「何が正解か分からない」科目

 過去の受験問題を集めた「赤本」で過去問(過去に入試で出題された問題)も解いていました。

 しかし、国語は何が正解かがはっきりわからない科目なので(赤本の国語の正解例はそんなに高い点をもらえるようなものではないだろう、というのがおおかたの東大生の共通認識です)、自分では「得意科目だ」と思い込んでいたくらいでした。

初めて、父が勉強に口を出した

 僕が高校に通わないという選択をしたときも、最初の1年間をゲーム三昧でほぼ無駄にしたときも、何も言ってこなかった父親が、東大不合格の成績内容を目にして、初めて僕の勉強に口を出してきました。

 A4の紙1枚に助言を書いてくれたのです。大事なことが、2つ書かれていました。

助言その①:「運で受かるな」

 1つは「運で受かるな」ということ。そもそも、人生の一部を賭けて受験勉強をしているのに、また来年も運で受かるか落ちるかの勝負をしてはならない。

 さらに、仮に運で入ったとしても、東大で学ぶだけの実力がともなっていなかったら、なんにもならない。

 受験当日、体調を崩してヘロヘロな状態でも余裕で合格できるような、圧倒的な学力を身につけなさいというアドバイスでした。

助言その②:「勉強を一度やめろ」

 もう1つは、だからこそ「勉強を一度やめろ」というもの。ここでいう勉強とは、いわゆる「受験勉強」です。

 中学卒業後3年間の延長戦で臨むのではなく、「もう一度勉強を根本から見直してみなさい」というアドバイスです。

※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

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