農相辞任の江藤氏、自民・宮崎県連会長も辞任の意向「参院選にも良い影響を与えないと判断」
2025年5月22日(木)9時52分 読売新聞
辞表を提出し取材に応じる江藤氏(中央)(21日午前、首相官邸で)=川口正峰撮影
前農相の江藤拓氏(64)は21日、石破首相に辞表を提出後、記者団の取材に自民党宮崎県連会長を辞任する意向も表明。「会長にとどまるのは皆様に申し訳なく、(今夏の)参院選にも良い影響を与えないと判断した」と語った。県連幹部によると、宮崎市で県連定期大会が開かれる24日に対応を協議するという。
同県連の会長職は長らく県議(経験者を含む)が務めていた。2008年に党員による選挙で会長を選ぶ公選制が導入され、江藤氏は24年にあった選挙戦を制し、同年に就任していた。
江藤氏の農相辞任には県内の野党関係者からも厳しい声が聞かれた。立憲民主党の渡辺創県連代表(衆院議員)は「米価の高騰など生活が
国民民主党の長友慎治県連代表(衆院議員)は「非常識なご発言だったと思う」とし、「地元の課題を解決するにあたり、与野党関係なく、地元選出の大臣がいなくなるのは県民にとって残念だ」と語った。