明日の関東は朝の通勤・通学時間が雨のピーク 沿岸部で強まる所も
2025年5月29日(木)16時0分 ウェザーニュース

2025/05/29 15:55 ウェザーニュース
明日30日(金)の朝は関東で雨のピークになり、通勤・通学時間帯は本降りの雨の所が多くなります。沿岸部では一時的に雨の強まる可能性があるため注意が必要です。
伊豆諸島は局地的に激しい雨
明日は本州の南の海上に伸びる梅雨前線上を低気圧が通過します。低気圧の西側に進んでくる上空の寒気の影響が加わることで雨雲が大きく北に広がって、朝は関東の広い範囲を覆う見込みです。
南からは暖かく湿った空気が流れ込んで雨雲が発達し、特に伊豆諸島では局地的に激しい雨の降るおそれがあります。
関東も通勤・通学時間帯は南部ほど本降りの雨となり、房総半島など沿岸では一時的に土砂降りの雨になる予想です。移動のタイミングと雨のピークが重なる可能性がありますので、少し時間に余裕をもって準備をするようにしてください。
午後にかけても雨の降りやすい天気が続く見通しで、傘の手放せない一日となります。
気温が上がらず昼間も肌寒い

雨が降ることに加え、低気圧に向かって北東からの冷たい風が吹き込むため昼間も気温が上がりません。
東京都心の気温の推移を見ると、最も気温が高いのは日付が変わった直後の0時前後で、未明以降はほとんど横ばいになる見込みです。昼間でも気温は15℃前後で、今日に比べると10℃近くも低くなります。
気温そのものが大幅に低い上に、雨と冷たい風が加わるため、かなり肌寒くなりそうです。長袖に上着が必要なくらいとなりますので、服装選びにご注意ください。