新名神逆走事故、「外免切替」で免許取得したペルー国籍の男を危険運転致傷の疑いで再逮捕

2025年5月29日(木)12時1分 読売新聞

 三重県亀山市の新名神高速道路で発生した逆走車による多重事故で、道路交通法違反(事故不申告)容疑で逮捕されたペルー国籍の会社員の男(34)(滋賀県長浜市)について、県警高速隊は29日、自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで再逮捕した。

 捜査関係者によると、男は18日午前11時頃、亀山市安坂山あさかやま町の新名神高速道路下り線を乗用車で逆走し、周囲の車の進行を妨害。避けようと停車した車などを巻き込む事故により、乗っていた人にけがを負わせた疑いが持たれている。

 高速隊によると、男は三重、滋賀県境にある鈴鹿トンネルの西側でUターンし、少なくとも14キロ逆走。乗用車2台と衝突する事故を起こしながら、申告せず逃走したとして、19日に道交法違反容疑で逮捕された。男は外国の運転免許証を日本の免許証に切り替える「外免切替」で免許を取得していた。

 男は調べに対し、「1台にしかぶつかっていない」と容疑を一部否認。逆走した理由については、逮捕前の任意の調べに「道に迷った」などと話していたという。

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