関東 雷雲も発達 3日帰宅時間帯も「ゲリラ豪雨」のおそれ 雨が止んでも油断大敵

2022年6月3日(金)15時53分 tenki.jp

関東では、今、雨が止んでいる所でも、油断できません。3日金曜夜も、局地的に雨雲や雷雲が発達するでしょう。ザッと「激しい雨」が降るおそれがありますので、お帰りの時間帯も、天気の急変にご注意ください。

関東 あちらこちらで雨雲や雷雲が発達

関東では、3日金曜は、大気の状態が「非常に不安定」になっています。雨雲レーダーや雷レーダーを見ますと、あちらこちらで雨雲や雷雲が急に発達しています。
東京都世田谷区では、14時3分までの1時間に14.5ミリの「やや強い」雨を観測しましたが、その雨のほとんどが、30分程度の短い時間に、ザッと降りました。
15時30分現在、関東では、雨雲や雷雲のかかっている所もあれば、日の差している所もあるなど、変わりやすい天気となっています。(なお、図の「雲放電」とは、雲の中や雲と雲の間などで発生する放電のことです。)

帰宅時間帯も まだ「ゲリラ豪雨」のおそれ

ただ、東京都心など、今、雨が降っていない所も、油断はできません。
15時30分現在、東京都など、関東の広い範囲に「竜巻注意情報」や「雷注意報」が発表されています。
関東では、3日金曜の帰宅時間帯も、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。突然、雨が降って、いわゆる「ゲリラ豪雨」になるおそれがあります。
また、局地的に雷雲も発達するでしょう。夜にかけても、落雷や竜巻などの突風、急な強い雨に、注意が必要です。

ゲリラ豪雨(局地的な大雨) 街中の危険個所

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。
①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。

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