九州北部・九州南部が梅雨入り 平年よりも遅い梅雨入りに

2022年6月11日(土)11時1分 ウェザーニュース

2022/06/11 10:47 ウェザーニュース

今日6月11日(土)、気象台から九州北部・九州南部の梅雨入りが発表されました。各地とも平年より遅い梅雨入りで、昨年と比べると1か月も遅い梅雨入りです。
今年は既に沖縄・奄美・関東甲信で梅雨入りの発表があり、それに次ぐ梅雨入りとなっています。近畿や東海も来週には梅雨入りとなる可能性が高くなっています。

西日本は平年よりも遅い梅雨入り

2022年の梅雨入り日

昨年は九州などでゴールデンウィーク明け早々に梅雨入りし、平年よりかなり早かった年となっていましたが、今年は平年よりも遅い梅雨入りとなりました。
▼気象庁の梅雨入り発表
九州南部:平年より12日遅く、昨年より31日遅い
九州北部:平年より7日遅く、昨年より31日遅い
・対象の都道府県
九州南部:宮崎県、鹿児島県
九州北部:山口県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県
・梅雨入りには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
・春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合があります。

この先の天気予報

この先10日間の天気予報

この先は梅雨前線が北上と南下を繰り返し、九州や四国の付近に雲がかかる日が多くなる見通しです。曇りや雨の日が多く、すっきりしない天気が続く予想です。
気温は平年並みかやや高めの見通しで、湿度も高まり不快な蒸し暑さとなりそうです。
九州南部の平年の梅雨明けは7月中旬頃ですが、今年はラニーニャの影響で梅雨明けが早くなる可能性もあります。今年の梅雨の時期の降水量は平年並みと予想されています。
梅雨の期間が短くても、集中豪雨となることもありますので油断は出来ません。特に6月後半から7月上旬にかけては前線活動の活発化が想定されるため、大雨の季節への対策を早めに進めるようにしてください。

各地の梅雨入り予想

近畿や東海などの地域でも平年よりも遅れていますが、来週のうちに梅雨入りとなる可能性が高いとみています。
湿った空気の影響を受けやすくなるこの時期は、大気の状態が不安定となる日もあるため、日々の天気予報で確認するようにしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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