気象庁3か月予報 全国的に高温傾向が継続 梅雨入り後は大雨のおそれも

2024年4月23日(火)15時30分 ウェザーニュース

2024/04/23 14:47 ウェザーニュース

今日4月23日(火)、気象庁は5月から7月の3か月予報を発表しました。エルニーニョ現象は次第に終息するものの、気温の高い傾向はこの先も継続する傾向です。梅雨入り後は、沖縄や西日本で雨量が多くなる可能性があります。

気温も湿度も上がり、熱中症のリスク高まる

向こう3か月の気温

エルニーニョ現象は次第に終息するものの、この先も影響は残り、地球温暖化の傾向が加わることで地球の大気全体の温度はかなり高い状況が続きます。日本付近では太平洋高気圧の西への張り出しが平年よりも強く、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすい見込みです。
5〜7月の3か月の平均気温は、全国的に平年より高い予想になっています。月毎の傾向を見ても、沖縄や西日本・東日本は全ての月で平年より高く、北日本は平年並みか平年より高い予想です。
晴れた日は30℃以上の真夏日になり、段々と湿度も上がって熱中症の危険性が高まってきます。特に屋外での活動は、こまめに休憩をとるなどの対策が必要です。

沖縄や西日本太平洋側は梅雨入り後の大雨に注意

向こう3か月の降水量

暖かく湿った空気が流れ込みやすいため、梅雨前線の活動は活発になる見通しです。沖縄や奄美では5月〜6月の降水量が、西日本太平洋側では6月〜7月の降水量が平年並みか平年より多くなる予想になっています。
梅雨入り早々に大雨になる可能性があるため、対策は早めに進めるようにしてください。
西日本日本海側や東日本、北日本の降水量は平年並みの予想です。

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