東北~九州北部「高温に関する早期天候情報」 梅雨でも厳しい暑さ 熱中症対策を

2022年6月13日(月)15時57分 tenki.jp

13日(月)、気象庁は東北から九州北部にかけて広く「高温に関する早期天候情報」を発表しました。

「高温に関する早期天候情報」

13日(月)、気象庁は東北から九州北部にかけて広く「高温に関する早期天候情報」を発表しました。
最近1週間程度は、気温は広く平年並か低い日が多くなり、特に東北や関東甲信、北陸ではかなり低い日もありました。
今後は、16日(木)頃までは気温は平年並か低く、かなり低くなる所もあるでしょう。その後は太平洋高気圧が強まり、暖かい空気が流れ込みやすくなるため、気温が高くなる日が多いでしょう。19日(日)頃からはかなり高く、5日間平均気温の平年差は2℃前後高くなる可能性があります。気温の変動が大きくなるでしょう。

熱中症に注意

急激な気温上昇の際は熱中症にかかりやすくなります。体調に配慮しつつ、気温上昇の前に汗をかく機会を増やすなど暑さに慣れる取り組みを行いましょう。屋外での活動では飲料水や日陰を十分に確保したりするなど熱中症対策を進めてください。また、農作物や家畜の管理にも注意するよう気象庁は注意を呼び掛けています。

暑熱順化をするために日常生活でできること

暑熱順化には、体を暑さに慣れさせることが重要です。個人差もありますが、暑熱順化には数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始めましょう。
暑熱順化のための動きや活動には、次のようなものがあります。
・ウォーキングやジョギング
帰宅時にひと駅分歩く、外出時にできるだけ階段を使用するなど、少し汗をかくような動きをしましょう。目安としては、ウォーキングの場合の時間は1回30分、ジョギングの場合の時間は1回15分、頻度は週5日程度です。
・サイクリング
通勤や買い物など、日常の中で取り入れやすいのがサイクリングです。目安とし
ては、時間は1回30分、頻度は週3回程度です。
・筋トレやストレッチ
室内では、筋トレやストレッチなどで軽く汗をかくことができます。ただ、室内
の温度や湿度には十分注意して、暑くなりすぎたり、水分や塩分が不足したりし
ないようにしましょう。目安としては、時間は1回30分、頻度は週5回〜毎日
程度です。
・入浴
シャワーのみで済ませず、湯舟にお湯をはって入浴しましょう。入浴の前後に
は十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して適度に汗をかくとよさそうです。
目安としては、入浴の頻度は2日に1回程度です。
暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると効果はなくなってしまいます。自分が暑熱順化できているかを意識し、まだ暑熱順化できていないときには、こまめな水分補給や涼しい場所での休憩などで熱中症を予防しましょう。

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