関東 週末は梅雨の晴れ間で真夏日続出 日曜は熊谷や前橋で36℃予想も 熱中症警戒

2023年6月16日(金)15時50分 tenki.jp

関東は今週末は梅雨の晴れ間で猛烈な暑さとなりそうです。18日(日)は熊谷や前橋で最高気温36℃の予想です。外出やレジャーの際も熱中症に警戒してください。

梅雨の晴れ間 土曜日は各地で30℃以上の真夏日に

あす土曜日(17日)は、梅雨前線は南西諸島付近に停滞し、関東地方は緩やかに高気圧に覆われるでしょう。また、大気の不安定な状態が解消するため、一日を通して安定した晴れの天気が続き、にわか雨もない見込みです。
関東には暖かい空気が流れ込み、日差しとともに気温が高くなりそうです。日中の最高気温は、前橋で34℃、さいたまは32℃、東京や横浜、千葉、宇都宮は31℃、水戸は30℃と、各地で真夏日となる予想です。内陸ほど気温が上がり、真夏の暑さとなるでしょう。こまめな水分補給など、熱中症対策が必要です。

日曜日は猛烈な暑さ 熱中症に警戒を

あさって日曜日(18日)はさらに気温が上がり、猛烈な暑さとなる予想です。関東付近は上空1500メートル付近で21℃以上の暖かい空気に覆われる見込みで、内陸ではさらに暖かい空気が流れ込みます。
日曜日も、各地で晴れる見込みです。内陸部では35℃以上の猛暑日となり、前橋や熊谷の最高気温は36℃と予想されています。また、東京都心でも32℃と、土曜日よりもさらに気温が高くなるでしょう。
土曜日・日曜日とも梅雨の晴れ間で、おでかけやレジャーを計画されている方もいらっしゃると思います。車内は直射日光が当たり続けていると、屋外よりも高温になることもあり、熱中症の危険があるため注意が必要です。お子さんやペットなどを車内に残すのは大変危険です。また、屋外のレジャーではつい休憩するのを忘れがちになってしまいます。意識して休憩して水分を摂るようにしてください。屋内でも暑さをがまんすることなく、適切に冷房を利用しましょう。

熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

来週中ごろからは再び梅雨空

週明け月曜日(19日)と火曜日(20日)も関東は高気圧の圏内でしょう。各地とも晴れ間がある見込みです。厳しい暑さは一段落する予想で、最高気温は、月曜日・火曜日とも25℃〜28℃くらいでしょう。ただ、蒸し暑いため、風通しの良い服装が良さそうです。
水曜日(21日)は湿った空気の影響を受けるようになり、雲が広がりやすく、木曜日(22日)からは、前線が本州付近に停滞するため、曇りや雨の日が続きそうです。最高気温は、水曜日以降は25℃前後で、平年並みかやや低い予想です。湿度が高くジメジメとして、不快な暑さとなりそうです。

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