関東 2018年は水不足大丈夫?

2018年6月26日(火)15時42分 tenki.jp

きょう26日も関東地方は梅雨明けしたかのように晴れていますが、雨が降らない日が続くと、水がめが気になる所です。今年はどうでしょうか。

2016年には深刻な水不足に

今年の関東地方は6月6日ごろに梅雨入りし、先週までは梅雨空が続いていましたが、きのう25日ときょう26日はまるで梅雨明けしたかのような強い日差しが照りつけています。25日までの東京の10日間の降水量の合計は50ミリと、平年のおよそ76%で平年より少なくなっています。おととし2016年は関東の冬季の雪不足や5月からの雨が少ないことが影響して、取水制限が行われるなど深刻な水不足となりました。今年はどうなるでしょうか。

ダムの貯水量は平年より少ない

今年の利根川上流8ダムの貯水状況を見てみますと、現在、貯水量は平年より少なく、26日現在で8ダム合計の平均比(本日の貯水量と貯水量の平均値(平成4年〜平成29年)に対する割合)は89%となっています。

7月は降水量が平年並みか少ない

関東甲信地方の最新の3か月予報によると7月の降水量は平年並みか少なく、8月と9月はほぼ平年並みの見込みです。梅雨の時期にしては降水量が少なめになり、水不足が心配されます。8月9月は平年並みの予想になっていますが、水資源には限りがありますので、常日頃から節水に心掛けることが大切です。

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