台風3号 関東は雨のピーク 台風から離れた北陸でも激しい雨に
2019年6月28日(金)4時15分 ウェザーニュース
2019/06/28 05:47 ウェザーニュース
6月28日(金)3時現在、台風3号(セーパット)は静岡県沖を東北東に進んでいます。
三重県や愛知県、静岡県の一部が風速15m/s以上の強風域に入っています。
▼台風3号 6月28日(金)3時現在
存在地域 浜松市の南約70km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 東北東 50 km/h
中心気圧 996 hPa
最大風速 20 m/s
最大瞬間風速 30 m/s
台風は徐々に温帯低気圧に変わりながら、今日午前中に関東の東へ抜ける予想です。
前線や湿った空気の影響で大気の状態が不安定
雨雲レーダー 28日(金)4時00分
台風3号は中心の東側に活発な雨雲を伴っているため、伊豆諸島や千葉県南部などでは一時的に激しい雨が降るおそれがあります。道路の冠水や浸水、河川の増水等に十分注意してください。
また、本州付近には暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が不安定となっていて、台風から離れた場所でも雨雲が発達しやすくなっています。
未明には石川県内で、1時間に30mmを超える激しい雨が降ったところがあります。西日本や東日本の各地では、急に強い雨が降る可能性があるため、空模様の変化に注意してください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風3号のセーパット(Sepat)は、マレーシアが提案した名称で、淡水魚の名前です。