【台風第7号に関する情報】平成30年7月2日17時00分 気象庁予報部発表

2018年7月2日(月)17時0分 株式会社サニースポット

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平成30年 台風第7号に関する情報 第58号
平成30年7月2日17時00分 気象庁予報部発表

強い台風第7号の影響で、奄美地方は海上を中心に暴風となっており、沖縄・奄美は大しけとなっています。台風の北上とともに、九州南部と九州北部地方では海上を中心に暴風となり、大しけとなるでしょう。暴風に厳重に警戒し、高波や土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

[台風の現況と予想]
 強い台風第7号は、2日16時には奄美大島の西約210キロにあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径90キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風は、東シナ海を北上し、暴風域を伴ったまま、3日昼過ぎから夜遅くにかけて九州北部地方に最も接近するでしょう。その後、4日にかけて日本海を北東へ進む見込みです。

[防災事項]
<暴風・高波>
 奄美地方では、海上を中心に暴風となっており、2日夜遅くにかけて続く見込みです。九州南部と九州北部地方では海上を中心に2日夜から3日にかけて非常に強い風が吹き、九州北部地方では3日朝から猛烈な風が吹くでしょう。
 沖縄・奄美では、海は大しけとなっており、3日朝にかけて続く見込みです。九州南部と九州北部地方では2日夜から3日にかけて、大しけとなるでしょう。

 3日までに予想される最大風速(最大瞬間風速)は
  九州北部地方           30メートル(40メートル)
  奄美地方、九州南部        25メートル(35メートル)
  中国地方             20メートル(30メートル) 
 3日までに予想される波の高さは
  奄美地方、九州南部、九州北部地方      8メートル
  沖縄地方                  6メートル
  中国地方                  5メートル
です。

 暴風に厳重に警戒し、高波に警戒してください。

<大雨・雷・突風>
 奄美地方では、2日夜遅くにかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。また、九州北部地方は、台風本体の雨雲がかかり、その他の西日本では台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、3日にかけて南から南東斜面を中心に雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

 3日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
  九州南部             350ミリ
  九州北部地方、四国地方      300ミリ        
  奄美地方             200ミリ
  中国地方              80ミリ
  沖縄地方              60ミリ
 その後4日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
  四国地方、近畿地方   200から300ミリ
  九州北部地方      100から200ミリ
  中国地方        100から150ミリ
の見込みです。

 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
  

株式会社サニースポット

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