関東上空で火球 光や音に気づいた報告が160件以上

2020年7月2日(木)11時34分 ウェザーニュース


2020/07/02 11:31 ウェザーニュース

今日2日(木)2時半頃、関東上空に流れた火球について、多くのメディアで取り上げられています。

関東で光や音を感じた報告

2日(木)11時点 

関東甲信のウェザーニュース会員の方に、火球の光や音に気づいたかを伺いました。
11時時点の集計で、約2500件の回答のうち、「空が光るのを見た」「大きな音だけ気付いた」という回答が160件以上ありました。
「2時半頃に外から大きな爆発音がして、地響きがした」という声も届いています。
関東では日付が変わる頃までは激しい雨が降っていましたが、この時間には雨雲は東へ移動し、雨が止んでいました。このため、火球を見やすい気象条件だったと言えます。
夜空に流れる「光」というと、流星を思い浮かべる方も多いと思いますが、「流星」と「火球」ではどう違うのでしょうか。

流星の中でも明るいものが「火球」

国立天文台によると、「流星の中でも特に明るいもののことを「火球」と呼びます。
特に定義はありませんが、マイナス4等程度より明るい流星のことを火球と呼ぶことが多いようです。
火球は、見ようと思ってなかなか見られるものではありませんが、日本全国でいえば、平均すると1ヶ月に数個程度の頻度で目撃されています。」とのこと。
また、流星や火球が大気中で消滅せず、地上に落下したものが「隕石」などと呼ばれています。

今週末は「満月」

次の人気な天体イベントとしては、5日(日)の満月があります。
梅雨空が続き、雲が邪魔をする心配もありますが、ゆっくりと夜空を眺めてみるのはいかがでしょうか。

参考資料など

国立天文台
https://www.nao.ac.jp/faq/a0501.html
アストロアーツ
https://www.astroarts.co.jp/alacarte/kiso/kiso15-j.shtml
調査結果:スマホアプリ「ウェザーニュース」より
ソラミッション 2020年7月2日実施
写真:ウェザーリポートより


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