台風8号 再び猛烈な勢力に 10日(火)にも沖縄・先島諸島に接近のおそれ
2018年7月8日(日)16時50分 ウェザーニュース
2018/07/08 17:32 ウェザーニュース
台風8号は、8日(日)15時現在、フィリピンの東の海上を1時間に20kmの速度で北西方向に進んでいます。中心気圧は915hPa、中心付近の最大風速は55m/sです。
台風8号は、昨日7日(土)に猛烈な勢力から非常に強い勢力に変わりましたが、海水温の高いエリアを進んでいるため、再び発達し、現在は猛烈な台風となっています。
▼台風8号 7月8日(日) 15時現在
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 猛烈な
移動 北西 20 km/h
中心気圧 915 hPa
最大風速 55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 75 m/s
台風の目も再び明瞭に
台風8号のひまわり衛星画像
衛星画像を見ると、7日(土)に一度不明瞭になった台風の目が再びくっきりと現れているのがわかります。台風の目がはっきりとしているのは、中心付近の風が非常に強く、発達している証拠です。
10日(火)にも沖縄・先島諸島に接近のおそれ
10日(火)から11日(水)にかけて、沖縄・先島諸島に接近するおそれがあります。少し離れたところを通った場合も雨風が強まりますので、万全の対策を行うようにして下さい。
台風の名前「マリア」
Mariaは、米国の女性の名前が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。