梅雨前線が停滞 東北南部や北陸は局地的な雨の強まりと大雨に警戒
2024年7月8日(月)9時50分 ウェザーニュース

2024/07/08 09:48 ウェザーニュース
今日8日(月)は大陸からのびる梅雨前線が、朝鮮半島と日本海を経由して東北から北陸に停滞しています。
前線周辺では雨が強まり、東北南部や北陸では大雨に警戒が必要です。
局地的に激しい雨
梅雨前線は昨日よりもやや南下して、東北南部や北陸にかかっています。東北南部や北陸では昨夜から断続的に雨が降っていて、梅雨空となっています。
前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で発達した雨雲が流れ込み、局地的に雨が強く降っています。山形県鶴岡市のアメダス荒沢では6時26分までの1時間に38.5mmの激しい雨を観測。9時までの1時間には石川県輪島市のアメダス三井で28.5mmの強い雨が降りました。
前線が停滞で雨量がさらにかさむおそれ

梅雨前線の南下はゆっくりで、同じようなところで雨が続いて累積雨量が増えている状況です。山形県最上町のアメダス瀬見では9時までの24時間雨量が131mmに到達。山形県内では既に100mmを超過している地点が他にもあります。
今日、そして明日9日(火)以降も断続的に雨が続く予想で、日本海から次々に雨雲が流れ込む山形県や北陸では大雨に警戒が必要です。道路冠水や河川の増水に加えて、土砂災害の発生にも警戒してください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)