岐阜 再び記録的豪雨のおそれ 11日朝以降

2020年7月10日(金)16時18分 tenki.jp

岐阜県内では11日朝以降、再び記録的な豪雨になる恐れがあります。
土砂災害や川の氾濫などに厳重に警戒してください。

岐阜県内 今後の雨の見通し

12日にかけて大雨が続くでしょう。
12日午後6時までの48時間に予想される雨の量は、岐阜県内の多い所で200ミリから300ミリの予想です。
中濃や東濃の山沿いと飛騨地方では期間中の24時間雨量が過去最大値を上回り、記録的な大雨になる恐れがあります。
土砂災害や川の氾濫に厳重に警戒してください。
低い土地の浸水に警戒・注意してください。
竜巻などの激しい突風や落雷などに注意してください。

岐阜県内 雨のピークは?

11日朝から12日未明にかけての見通しです。
1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
ピークが暗い時間帯になるおそれもあります。
最新の気象情報を確認し、ピークになる前の早い時間に避難を完了するようにしてください。
特別警報や危険度レベル5になってからの避難行動は大変危険です。
早めの避難行動を心がけてください。

非常に激しい雨とは?

一時間に50ミリ以上の雨のことを言います。
どんな雨かというと、滝のような降り方とたとえられます。
傘が全く役に立たなくなったり、水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるような雨の降り方です。
また、アンダーパスと呼ばれるくぐる形状の立体交差ではごくわずかな時間で冠水する恐れがあります。
このため車の運転は危険な雨の降り方です。
また、川の水が一気に増える雨の降り方です。
また、その場で降っていなくても、上流でこのような雨が降っていると、川の水が急に増える事があります。
雨雲レーダーを活用し、その場だけではなく上流部の雨雲にも注意しましょう。
地盤の緩んでいる地域では、このような雨が降るとただちに土砂災害が発生する恐れもあります。

土砂災害の前兆現象の例

土砂災害には前ぶれとなる現象が現れることがあります。
〈例〉
・がけにひび割れができる。
・急に土のにおいがしてくる。
・小石がパラパラと落ちてくる。
・濁った湧き水が出てくる。
・がけから異常な音がする。例えば、石が転がるようなゴロゴロという音、複数の枝が折れるようなバキバキというような音。
など。
このような現象に気づいたら、直ちにがけから離れた部屋・場所に移動するなど、身を守る行動を心がけてください。

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