猛暑のち雷雨 各地で道路冠水などが発生

2019年7月29日(月)17時36分 ウェザーニュース


2019/07/29 17:48 ウェザーニュース

29日(月)は、気温が上昇したことで東北から九州の広い範囲で大気の状態が不安定になりました。このため、雷雲が各地で発生し、激しい雨となったところもありました。

「天然の打ち水」効果で気温急降下の所も

激しい雷雨でしたが、思わぬ効果もありました。
今日は朝から気温が急上昇し、12時29分に最高気温36.3℃を観測した茨城県の大子町では、昼過ぎから激しい雨となり気温が一気に下がりました。
15時の気温は24℃と、2時間余りの間に12℃も降下し、猛烈な暑さから解放されました。
積乱雲による激しい雨が降った場合、雨による冷却効果とともに上空の冷たい空気が地上付近に降りてくることで気温を大幅に下げることが頻繁にあります。まさに「天然の打ち水」と言える現象です。

明日も激しい雨や雷雨のおそれ

予想降水域 30日(火)15時

午前中は晴れるところが多くなりますが、湿った空気と昼間の気温上昇で山沿いを中心に雷雲が発生してきそうです。
上空の風が弱いため広い範囲での雨はなさそうですが、一部の雲は平野部にも流れ込む可能性があります。
お出かけの際に晴れていても念のため折りたたみの傘をご用意ください。

参考資料など

ウェザーリポートbyエド・ストレイカーさん


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