秋は一時的 来週は残暑と再び大雨 東北

東北地方の夏休みは終盤に入り、今週末は、夏休み最後の土日になるところもあります。あす18日(土)とあさって19日(日)の東北地方は広く晴れる見込みで、夏休みの自由研究のラストスパートや思い出づくりのお出かけにもよさそうです。ただ、秋のようなカラッとした暑さは一時的でしょう。来週は厳しい残暑(蒸し暑さ)と大雨に注意が必要です。

このあとの雨と風

低気圧や前線の影響で、東北地方では15日午後から降り出した雨は、きょう17日朝にかけて断続的に降り、日本海側や北部を中心に記録的な大雨になったところがありました。大雨をもたらした低気圧や前線は東へ抜けましたが、きょう11時の時点でも、日本海側や太平洋側北部では、上空の冷たい空気や湿った空気の影響で曇りや雨のところが多くなっています。ただ、この雨雲は夜にかけて次第に弱まってくるでしょう。また、晴れている太平洋側南部を中心に西よりの風が強まっていますが、夜は収まって、あす(18日土曜日)は穏やかに晴れる予想です。

あす18日(土)さわやか秋の気配

西から移動してくる高気圧におおわれて、東北地方はおだやかに晴れるところが多いでしょう。洗濯物は安心して外に干せそうです。また、上空には秋の空気が流れ込む予想で、日中の最高気温は南部でも30℃を超えるところは少なく、湿度も低めでカラッとした暑さになるでしょう。朝晩を中心に秋の気配を感じられそうです。東北地方では、今週末は夏祭りが行われるところが多く、夏休み最後の思い出づくりでお出かけするにもよさそうです。ただ、夜は空気がヒンヤリしそうですので、お帰りが遅くなる方は、羽織るものを一枚持つとよいでしょう。

残暑厳しい一週間

向こう一週間、19日(日)以降は、次第に夏の空気に入れ替る予想です。日中の最高気温は南部を中心に30度を超えるところが多く残暑厳しくなりそうです。暑さの疲れが出たり、学校が始まったりと生活のリズムが変わって体調を崩しやすい時期です。体調管理にはくれぐれもご注意ください。

来週中頃 再び大雨?

台風19号が日本の南海上を北上して、日本に近づいてくるでしょう。また、来週中頃、北日本付近には西から前線がや低気圧が近づく予想です。東北地方には台風19号が運んでくる蒸し暑い空気が流れ込む予想で、局地的に雨脚が強まって大雨になる可能性があります。なお、台風の進路や前線の位置によっては予報が大きく変わる可能性がありますので、来週は気象情報をこまめに確認するようにしましょう。