前線が南下中 九州北部などで激しい雨 あすは東北・北陸も再び大雨の恐れ

2022年8月17日(水)15時41分 tenki.jp

きょう17日は、九州北部など西日本を中心に激しい雨が降っています。今夜からあす18日はさらに、激しい雨の範囲が広がり、東北や北陸でも再び大雨の恐れがあります。

きょう17日 西日本中心に大雨

きょう17日は、前線が北陸付近に延びていて、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
九州北部や近畿地方を中心に活発な雨雲が流れ込み、1時間に50ミリ以上の激しい雨の降った所がありました。午後2時までの24時間雨量は、100ミリを超えている所があり、佐賀県白石町で171.5ミリ、京都府京田辺市で150.5ミリなどとなっています。土砂災害警戒情報の出ている所もありますので、土砂災害や川の急な増水などご注意ください。

あす18日 さらに広い範囲で大雨の恐れ

前線は、あす18日朝にかけて東日本や西日本を南下し、東北には低気圧が近づくでしょう。
今夜からあすにかけては、さらに広い範囲で激しい雨や大雨になる恐れがあります。記録的な大雨が続いている東北や北陸でも再び大雨の恐れがありますので、警戒を続けてください。

いつ避難する? タイミングは?

土砂災害や川の増水などの災害は、急に発生して、一気に被害が広がるため、避難が遅れると、命にかかわります。
そこで、避難のタイミングが重要です。警戒レベル3の場合、高齢者や障害のある方などは、安全な所へ避難しましょう。警戒レベル4では、対象地域の方は、全員速やかに避難してください。警戒レベル5では、すでに安全な避難ができず、命が危険な状況です。このため、警戒レベル5緊急安全確保の発令を待ってはいけません。警戒レベル4までに、必ず避難してください。
天気が荒れてしまうと、道路状況が悪くなったり、暴風で物が飛んできたりするなど、避難の際の危険度が高まります。避難指示が出されていなくても、少しでも危険を感じたら、自ら避難しましょう。不安を感じたら、その時が避難のタイミングです。「自主的に、早めに、安全な所へ避難する」という防災意識をもって、避難する際は、近所の方々にも声をかけ、複数で行動してください。

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