「“自分の心に正直に”というメッセージが共通している」洋・邦問わずにお気に入りだった作品は?『第5回 輝け!yuuデミー賞2023』

2024年5月24日(金)20時0分 ガジェット通信

「“自分の心に正直に”というメッセージが共通している」洋・邦問わずにお気に入りだった作品は?『第5回 輝け!yuuデミー賞2023』

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空岡佑雨名義での俳優活動を行う、映画好きのゆうさんがお気に入りの映画を讃える『yuuデミー賞』。2023年に観た映画の中で個人的に良かったものをご紹介します。配信やDVD・Blu-ray化されている作品も多いので、ゆうさんのコメントを参考に鑑賞してみてはいかがでしょうか?

◆『第5回 輝け!yuuデミー賞2023』受賞結果

最yuu秀賞:『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』2位:『グランツーリスモ』3位:『マイ・エレメント』4位:『バービー』5位:『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』特別yuu秀賞:『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』特別巨大生物賞:『MEG ザ・モンスターズ2』、『ゴジラ−1.0』

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

映画館で初めて観たインディ・ジョーンズということもあって、すごく印象に残っています。普段は、映画を観ながら他のお客さんの反応を見ることが出来るので後列で観る好きだけれど、空いてなくて前列で観たら、すごくアトラクション感がありました。インディ・ジョーンズは東京ディズニーシーのアトラクションでもお馴染みなので、あのテーマソングが流れるとワクワクします。「今、私は映画を楽しんでる!」と実感することが出来たし、周りの方からも楽しんでいる感が伝わってきて素晴らしかったです。『スター・ウォーズ』シリーズが好きなので、ハリソン・フォードさんの俳優魂にも感動しました!

(C)2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

『グランツーリスモ』

思い入れや私情を挟まずいえば、2023年に一番好きな作品でした!普段は車系の映画は観ないのですが、高い評判を聞いて観に行きました。兄がいるので「グランツーリスモ」もゲームをしている所はよく見ていて、そのゲームの世界観が大迫力の実写になっていました。実話を基にしているということですが、「友情・努力・勝利」のサクセスストーリーがたまりません。実在するレーサーも出てきますし、日産の車なんかも登場するので、F1の世界に興味が湧きました。F1というと男性の方が好きな傾向にあるのかもしれませんが、男女問わずにとりあえず観て欲しい!

『マイ・エレメント』

ディズニー作品の中ではさほど派手さが無いのかもしれませんが、とても素敵なストーリーでした。映画を観る前は『インサイド・ヘッド』の様な雰囲気を感じていましたが、『インサイド・ヘッド』よりもまっすぐ観れて、大人向けのドラマだと思います。私は純粋にラブストーリーとして観ましたが、火や水などの“エレメント”の違いが移民や人種のメタファーとなっていて、社会問題をこうやってエンターテイメントとして描いていることことが素晴らしいと思います。主人公のエンバーが、本来は交わらなかった人との出会いで変わっていく様子が良くて、私も頑固な性格だから共感出来る部分もありました。アニメ「Dr.STONE」の様に化学反応が見られる所も面白かったです!

(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

『バービー』

大好きなグレタ・ガーウィグ監督の映画ということと、小さい頃はふりふりスカートが嫌いだったのですが、大人になって甘い感じも好きになったのであの世界観も楽しみにしていました。自分の好きなグレタ作品とはまた違う雰囲気となっていて、興味深かったです。公開当時「カップルで観に行くな」なんていう書き込みもあって、確かに女性の背中を押してくれる作品だけれど、男性も面白いと感じられる方はたくさんいると思います。私の中では観終わって「スッキリした!」という映画ではなかったのですが、心に置いておいておきたいメッセージが込められていて、映像ももちろん可愛いですし元気が無い時に観たら元気になれると思います。

(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

A24制作いうこともあり期待していつつも、観終わったあと手放しに大絶賛というわけではなくて、この賛否両論あるところが良いなと思いました。映画館を出た後にすごく疲れました(笑)。奇妙なマルチバースでどんどん映像が展開していくけれど、最終的には自分を救うお話で、A24いつも新しい刺激をくれてありがたいです。テーマが壮大だけれど、最終的には家族の話というところも素敵ですよね。今回選ばせていただいた映画には「自分の心に正直に」という所が一貫していると思います。まずはストーリーよりも、このすごすぎる映像を楽しんでほしい!

(C)2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』

元「SDN48」のメンバーで作家として活躍する大木亜希子さんが自身の体験に基づいて執筆した小説を映画化したもの。私も以前アイドルグループで活動していたので、刺さりすぎました…!2023年に観た邦画の中で一番好きです。アイドルファンの方は「自分の中のアイドル像を崩したくない」という気持ちがあるかもしれませんが、元アイドルから見たらとてもリアルで、ネガティブになりがちな主人公の気持ちがすごくよく分かり、とにかく「がんばれ」という気持ちになりました。「全然詰んでないじゃん」というレビューを見かけたのですが、「そうとは言わせないよ!」と思いました(笑)。アイドルを卒業した後って、これまでのノウハウが通じない世界でまた新しい生活がはじまるので、色々悩むのだと思います。ファンの方に応援していただく側でもあり、でも自分の時間やパワーを使って生きているところもあって。アイドルという存在って本当に不思議だなと思いました。今応援しているアイドルがいる方は、全力で応援してあげて欲しいです!

(C)2023映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会

『MEG ザ・モンスターズ2』

前作もとても楽しかったのですが、期待を裏切らない所が凄すぎる映画でした! サメよりもジェイソン・ステイサムの方が断然強いという新たなサメ映画のジャンルを確立していますよね。笑えるところがありつつちゃんと怖いシーンもあって、B級のサメ映画も大好きですが、こうやって大作でサメが観られることが嬉しいです。

(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

『ゴジラ−1.0』

アカデミー賞受賞おめでとうございます! もともとヴィジュアルは海外版のゴジラの方が好きだったりするのですが、今回のゴジラのフォルムも好きです。そして、今まで観たゴジラの中で一番怖かった。世界各国からTOHOシネマズ日比谷にファンの方が集まっていて、そうやってたくさんの方に愛されている所が素敵だなと思いますし、私の中の少年心がくすぐられました。

(C)2023 TOHO CO.,LTD.

【お知らせ】ゆうさんが気になった場所やモノを月1でご紹介する企画がスタート!明日より更新いたしますので、お楽しみに。

◆『第3回 輝け!yuuデミー賞2020』の記事はこちらからhttps://getnews.jp/archives/3231891

◆『第4回 輝け!yuuデミー賞2021』の記事はこちらからhttps://getnews.jp/archives/3236157

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