熱中症警戒アラート 福岡県や広島県など西日本の13県に発表

2022年8月20日(土)8時10分 ウェザーニュース

2022/08/20 07:39 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、今日20日(土)を対象とした熱中症警戒アラートを、福岡県や広島県などの13県に対して発表しました。
対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。

万全の熱中症対策を

<熱中症警戒アラート発表>
和歌山県 島根県 広島県
徳島県 香川県 愛媛県
山口県 福岡県 長崎県 大分県
宮崎県 鹿児島県(奄美地方除く)
沖縄県(沖縄本島地方、八重山地方) 
今日の西日本は雲が広がりやすく、日本海側を中心に雨が降りやすい一日となります。予想最高気温は、福岡市や大分市で35℃、広島市で33℃の予想で、湿度も高くムシムシとした不快な暑さになりそうです。
暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。
環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。
熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

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