関東で夜もゲリラ雷雨が続く 明日にかけて土砂災害や河川氾濫に注意
2024年9月1日(日)22時0分 ウェザーニュース
2024/09/01 22:06 ウェザーニュース
今日9月1日(日)は台風10号から変わった熱帯低気圧周辺の湿った空気が流入し、夜になっても関東から近畿の所々で雨が強まっています。この雨は明日朝まで断続的に続く見込みです。
また、これまでの大雨で地盤が緩み河川が増水しているので、明日2日(月)にかけても土砂災害や河川の氾濫に警戒が必要です。
台風から変わった熱帯低気圧の影響
1日(日)21時頃の横浜市鶴見区の様子
今日9月1日(日)12時に台風10号は熱帯低気圧に変わりました。熱帯低気圧周辺の湿った空気が流れ込み、関東から近畿にかけては大気の状態が不安定です。
夜になっても関東各地で発達した雨雲が流れ込み続け、横浜市では21時50分までの1時間に15mmの雷を伴ったやや強い雨が降りました。東京都心周辺でも断続的に雷雨となっています。この雨は、南部沿岸では所々朝にかけて続く見込みです。
東海沿岸部や紀伊半島でも断続的な降雨が続き、岐阜県や滋賀県では大雨警報が発表されています。
これまでの大雨で地盤が緩む
土砂災害危険度
台風から変わった低気圧は明日2日(月)にかけてゆっくり北上します。
このため明日にかけても、関東や東海、近畿は急な激しい雨や雷雨となるおそれがあるため注意が必要です。屋外では空の変化にお気をつけください。
これまでの大雨で増水している河川も多くなっています。また、土壌の水分量も多くなっているため、雨のピークを過ぎた後も土砂災害や河川の氾濫に警戒してください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)