【台風第18号に関する情報】平成29年9月15日16時58分 気象庁予報部発表

2017年9月15日(金)16時58分 株式会社サニースポット

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平成29年 台風第18号に関する情報 第70号
平成29年9月15日16時58分 気象庁予報部発表


非常に強い台風第18号の接近や前線活動の活発化により、16日午後から西日本を中心に大荒れとなるでしょう。暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。また、西日本から東日本の広い範囲で大雨に警戒してください。


[台風の現況と予想]
 非常に強い台風第18号は、15日15時には東シナ海にあって、ゆっくりした速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径200キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

 台風第18号は非常に強い勢力を維持したまま東シナ海を北東に進み、17日には九州にかなり接近し、上陸するおそれがあります。また、台風の接近に伴って日本の南海上の前線が活動を活発化し、17日にかけて西日本や東日本を北上する見込みです。

[防災事項]
<大雨・雷・突風>
 台風の接近や前線活動の活発化により、15日は奄美地方や九州南部で、16日は西日本から東日本の広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。16日は局地的に猛烈な雨の降るおそれがあります。また、17日は北陸地方や東北地方でも大雨となるおそれがあります。

 16日18時までの24時間に予想される雨量は、多いところで、
  九州南部、四国地方、東海地方  200ミリ
  近畿地方            180ミリ
  奄美地方、九州北部地方     120ミリ
  伊豆諸島            100ミリ
 17日18時までの24時間に予想される雨量は、多いところで、
  東海地方       300から500ミリ
  九州南部、九州北部地方、四国地方、近畿地方
             300から400ミリ
  関東地方、伊豆諸島  200から300ミリ
  中国地方、奄美地方  100から200ミリ
 です。
 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

<暴風・高波>
 奄美地方や九州では海上を中心に強い風が吹き、海はしけとなっています。台風の接近に伴って16日は奄美地方や九州で非常に強い風が吹き、海はうねりを伴った大しけとなるでしょう。16日夜には奄美地方や九州南部では猛烈な風や猛烈なしけとなる見込みです。

 16日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  奄美地方、九州南部  30メートル(45メートル)
  九州北部地方     25メートル(35メートル)
 16日にかけて予想される波の高さは、
  奄美地方、九州南部  10メートル
  九州北部地方      6メートル
 です。
 暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。

 17日、西日本では海上を中心に広い範囲で猛烈な風が吹き、海は太平洋側を中心に大しけとなるでしょう。

[補足事項等]
 今後の台風情報や地元気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 次の「台風第18号に関する情報(総合情報)」は、16日5時頃に発表する予定です。

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