関東でハロが出現 雨の心配なく、日中いっぱい観測チャンス

2022年10月11日(火)13時50分 ウェザーニュース

2022/10/11 13:49 ウェザーニュース

今日11日(火)の関東は日差しの届いているところが多くなっています。上空に秋らしい薄雲が広がり、ハロの虹色現象が現れました。
ハロは「天気下り坂のサイン」と言われますが、今日は雨の心配はなく、日中いっぱい観測のチャンスがあります。

ジェット気流に伴う上層雲が要因

今日は関東では日差しが届き、ジェット気流に伴う薄雲が上空に広がりハロなど虹色現象が出現しています。
「ハロ」とは太陽の周りに見られるリング状の明るい部分のことです。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えます。これは薄雲の中の氷の結晶によって、太陽の光が屈折されて、虹色や白っぽく見られるものです。
ハロは通常の虹とは違って、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見えています。プリズムを通った光が虹色に分かれるのと同じ原理です。

午後も雨の心配はなく観測チャンスあり

ハロは「天気下り坂のサイン」と言われますが、今日は雨の心配はありません。
上空に薄雲のかかりやすい状態が続くため、日中いっぱいは虹色現象の観測チャンスです。空を見上げる際は、太陽を直接見ないようにお気を付けください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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